
茨城医療資源株式会社様は、茨城県つくば市に本社を置き、茨城・千葉・栃木エリアにて、特別管理産業廃棄物(感染性産業廃棄物)の収集運搬をメインに行っています。
今回は、DXEの導入により運用コストの削減や、社員の意識改革を実現させた代表取締役 古谷様にお話を伺いました。
導入前の課題
はじめに、DXEを導入する前に抱えていたお悩みや、導入に至った経緯を教えていただけますでしょうか?
DXEを導入する前は、マニフェストの業務は私が一人で担当していて、業務が属人化していることが課題でした。
マニフェストの登録業務は他社システムを使っていたのですが、FAXを使ってデータの送信を行っており、自宅のFAX番号を認証番号として登録していたため、自宅で業務を行う必要がありました。
そのため、毎日自宅に帰ってから3時間ほど残業しており、業務の負担がかなり大きかったです。また、月額の運用コストが高かったことも悩みの一つでした。
DXEを導入したきっかけは、場所を選ばずに、社内の誰でもシステムにアクセスできるため、属人化業務の解消を叶えられると思ったからです。
さらに、良心的な価格設定のため、コストを抑えられるのも魅力に感じました。

導入後の効果
DXEを導入したことによる効果を教えていただけますでしょうか。また、社内の反応はいかがでしたか?
DXEを導入したことによって、これまで私が一人で対応していたマニフェスト業務を社内で振り分けることができました。
ドライバーが各自担当コースのマニフェスト登録を行えるようになったため、ただ廃棄物の収集運搬を行うだけでなく、起票されたマニフェストがどのように流れていくか、一人ひとりの理解を深めることができました。
それと同時に、排出事業者に対する責任感もより強くなったと感じています。このように、社員のマニフェストに対する理解を深め、意識を変えられたのは、大きな効果だったと思います。
また、コストの問題についても、他社システムからDXEに切り替えたことにより、80%以上削減できました。

今後の展望
最後に、今後の展望や、導入を検討している他社担当者へメッセージがあれば、教えていただけますでしょうか?
DXEの導入をきっかけに、属人化していた業務を社内で振り分けられるようになったため、一人ひとりの業務量が増え、最初こそ戸惑いが起きていました。
しかし、DXEシステムはシンプルなデザインで操作性が非常に優れているので、すぐに慣れることができ、3日程度で全員が問題なく使いこなせるようになっていた印象です。
DXEを導入したことで役割分担の体制を構築できたので、これからもしっかり運用をまわしていきたいと思います。
DXEは自分たちが起票したマニフェストの進捗を見ることができるので、どういう流れで回収した廃棄物の処理が進んでいくかを把握できます。
一連の流れへの理解が深まると、責任感にも繋がります。社員のマニフェストへの理解力を深めるといった意味でもDXEはおすすめです。

茨城医療資源株式会社 様