紙マニからの切り替えで業務時間を50%以上削減。さらに社内のコミュニケーション強化を実現

中津ゆうび有限会社様は、大分県中津市に本社を置き、産業廃棄物の収集運搬・処分を中心に、廃棄物の受入やリサイクル事業等を展開されています。
今回は、DXEの導入によってマニフェストの業務時間を削減し、企業スローガンである「ONE TEAM」の実現に成功した専務取締役 羽田野様、小野田様にお話を伺いました。

導入前の課題

はじめに、DXEを導入する前に抱えていたお悩みや、導入に至った決め手を教えていただけますでしょうか？

DXEを導入する前は、紙マニフェストの運用や管理の面で苦労していました。紙で運用していると、記入間違いをしたり、紛失してしまったりと、人為的なミスがどうしても起きてしまいます。
また、記入や押印、伝票の切り離し、郵送など、紙マニフェストの運用は工程が多いため、すべての作業において時間が掛かっていました。

さらには、紙マニフェストは5年間の保管も義務付けられているので、マニフェストをダンボールに詰め、倉庫で保管。原本の確認が必要な際には、膨大な量の中から対象のものを探し出さないといけないため、スタッフ総出で対応することも度々ありました。

管理のためにマニフェスト情報をExcelに落とし込んでいましたが、データ入力にも労力が掛かり、マニフェスト管理や業務の効率化を課題として感じていました。

導入に至った最大の決め手は、DXEなら業務の効率化を叶えつつ、さらにはお客様を大切にできるということ。排出元であるお客様においても、マニフェストの管理に悩んでいる方が多いため、喜んでいただけるのではないかと思いました。
また、DXEのシステムを活用することで、他社と差別化できると感じたのも大きな決め手です。

導入による効果

お取引のある排出事業者の反応はいかがでしたか？

紙マニフェストから脱却できるため、管理が楽になると喜んでいただけました。
DXEは排出事業者の基本料金が掛からないうえに、わたしたち収運業者がマニフェストを登録できるため、パソコン操作が苦手なお客様にも案内しやすかったです。

DXEを導入したことによる効果を教えていただけますでしょうか。また、社内の反応はいかがでしたか？

導入効果としては、毎日回収に行っていた大手の取引先が紙からDXEに切り替わり、マニフェストの業務時間を50%以上削減できました。

また、事務員だけでなくドライバーの作業負担も軽減されるなど、様々な波及効果が生まれています。
紙マニフェストの場合は、廃棄物の回収後にドライバーが品目や車両番号等を紙に記入していましたが、DXEならその作業は不要。面倒な事務作業を削減でき、回収先を増やすなど本質的な業務に一層注力できるようになります。

また、業務時間が減ったおかげで、社内のコミュニケーションが活性化したことも大きな変化です。紙マニフェストに起因する人為的ミスが無くなったことでトラブルが減り、社内の人間関係がより良好になったと感じています。

システムの使いやすさはいかがでしたか？

操作は難しくなく、とても使いやすいです。導入時にカスタマーサクセスの担当の方に丁寧にサポートいただき、すぐに使いこなすことができました。

今後の展望

最後に、今後の展望や、導入を検討している他社担当者へメッセージがあれば、教えていただけますでしょうか？

自社が抱える課題を解決するだけでなく、お客様のお悩み解決の一助ともなれるのがDXEの魅力だと思います。今後もDXEを活用して電子化をどんどん進めていきたいです。

また、DXEを導入してから、部署の垣根を超えて会社一丸となって業務に取り組んでいけるようになりました。それは当社のスローガンである「ONE TEAM」の実現にも繋がっています。業務の効率化は、組織力の向上にも繋がるので、みなさんにもぜひ使っていただきたいです。